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省エネルギー対策等級の意味を知っておく

住宅を建てるときは建築基準法に準拠する必要があり、その建物が建てられた時の法律に基づいていれば基準を満たしたことになります。
新たな改正があると過去に建てられた建物は基準を満たさなくなるときがありますが、建てられた時の基準を満たしていれば問題はありません。
ただ時代に合っていない建物になるでしょう。
建物を建てるときの基準として省エネルギー対策等級が設定されています。
省エネルギーに関する基準が過去に制定されていて、等級2は昭和55年に制定されました。
その後等級3が平成4年、等級4が平成28年に制定され、後になるほどより省エネルギー性能が求められるようになっています。
注意としてはどこで建てても同じ基準ではないことでしょう。
日本は南北に長い国で、それぞれの地域で気象条件が大きく異なります。
北海道と東京と沖縄では気温や降雪などの状況が異なるため同じ基準を使うのは良くなさそうです。
関東から北九州になると同じ基準ですが、北関東や南九州は別の基準になります。

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